広島ではちりめんじゃこで知られる「しらす」は、カタクチイワシの稚魚。広島県の魚類の中で最多の漁獲量を誇り、県内漁獲量の約70%を占めています。
毎年6月に漁が解禁され、一斉に漁獲されるイワシは、カタクチイワシの餌となるプランクトン多い海域が漁場となります。豊富な餌で育ったイワシの稚魚は、身も大きく潮の香る風味豊かな自然な塩味が効いた味わいです。
また、しらすはカルシウムやビタミンD、ビタミンB12など多くの栄養素を豊富に含むため、カラダ優しい健康食材としても期待されています。
生しらすはそのままお酒のお供に、釜揚げしらすは、サラダやパスタ、お豆腐の添え物として多彩なお料理で手軽に楽しめて、お子様からご高齢の方まで毎日の栄養補給食としてもおすすめです。
「牡蠣」は広島では外せないグルメの一つです。
その生産量は、全国一位。牡蠣の養殖の歴史は、400年以上前の室町時代まで遡ります。
江田島産の牡蠣は殻は小さいけれど身はしっかりと大きく、ぎゅっと旨味が濃縮された濃厚な味わいが特徴的です。
清浄海域で獲れた生食用の牡蠣は、ミネラルなど栄養豊富な瀬戸内海で育ち、塩分濃度にこだわることでより濃厚な旨味を堪能できる牡蠣。
また、たんぱく質やカルシウムや鉄分など栄養素も豊富に含んでいる栄養価の高い食材とも注目されています。
お料理は酒蒸し、炊き込みご飯、フライ、パスタなど楽しみ方は多種多彩です。
緑豊かな島々に囲まれた温暖でプランクトンなど栄養豊富な瀬戸内海で獲れた魚は、コリコリと身が引き締まっていて、どんなお料理でもとても美味しくいただけます。
また瀬戸内の海は季節によって水温が大きく変わるため、旬な魚が異なります。春季にはサヨリ、メバル、サワラ、オニオコゼ、夏季にはスズキ、マナガツオ、タコ、冬季にはヒラメ、アナゴ、コノシロ、エイ、秋季には太刀魚、クロダイ、カサゴ、チダイ、カレイなどなど一年を通して四季折々の旬の味覚が楽しめます。
また牡蠣の養殖の副産物「天然生わかめ」は 牡蠣筏で獲れたわかめは、肉厚があり歯ごたえが楽しめるのが特徴的です。
海洋ミネラル成分やビタミン類、食物繊維など栄養素を豊富に含み、サラダやお味噌汁など手軽に楽しめる健康食材としてもおすすめです。
ほのかに香、潮の風味と優しい塩味が効いた味わいをご堪能いただけます。